WHO:頻繁に変異する鳥ウイルス、半年以内に全世界に蔓延

2006年03月06日 06時20分
 【大紀元日本3月6日】世界保健機構(WHO)の幹部はロシアで、鳥インフルエンザ感染は半年以内に全世界に拡大するとの見解を示した。

 WHO駐ロシアのコリンス代表によると、鳥インフルエンザのウイルスが変異し続けているため、6ヶ月以内に全世界に蔓延する可能性が非常に高いという。同代表はまた、感染は今後さらに深刻になり、200万人から700万人の死者が出ると予測した。

 WHOが4日に公表した資料によると、全世界で174例の人への感染が確認され、そのうち少なくとも94人が死亡したという。 

 一方、中米のバハマでも同感染症が発見されたもよう。米国疾病管制センターは感染が米国本土に拡散することを憂慮し、警戒を強めている。しかし、米国の防疫準備は、計画の半分もまだ達成できていないという。同センターは、感染が速やかに米国本土に広げる可能性があると憂慮。

 
保護ゾーンの標識=3月4日、H5N1に感染したアヒルの死がいが見つかり、周囲3キロメートルにわたり保護ゾーンが設けられたマンハイム(Getty Images)

ドイツでも同感染症は引き続き蔓延している。ベルリンの近郊に続いて、南西部の大都市マンハイムでも野鳥の感染が確認され、ベルリン北東部から20キロ離れた町マントリズの湖畔でニワトリ、東のマクオオド県でガチョウの死体からH5N1型ウイルスが検出されたという。更に、北部のルーゲン島のシーホフで2日、鳥インフルエンザに感染して死亡した猫が発覚された。動物研究所によると、人体に感染する可能性の高いH5N1アジア型ウイルスに感染していたという。

 また、5日、ポーランド北部でも、2羽の白鳥の死体が発見された。最終テストの結果を待つ状態だが、ポーランドの獣医機関の責任者が、H5N1感染の可能性が高いと指摘した。

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