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赤が人間に与える作用とは?=米研究

 【大紀元日本6月13日】風水によると、赤の下着は冷え性を治し、ライバルに打ち勝つパワーを与えてくれるとか。赤は身体を温め、人を奮起させる作用があるらしい。一方、先月発表された米科学者の研究によると、赤を見た人間の筋肉は反応が早くなり、強くなる作用があるという。

 米ロチェスター大学の心理学者アンドリュー・エリオット氏らは、赤が人間の握力とスピードにどう影響を与えるかを調査した。大学生の被験者30人は、赤あるいはグレーで書かれた数字を読みあげた後、金属の留め金をはずすよう指示された。次に、46人の大学生はコンピューターの画面にあらわれた「squeeze」(握れ)という文字を見た後、ハンドグリップを思い切り握った。文字の背景はそれぞれ赤、青、グレーの3種類だった。

 その結果、赤の数字や赤の背景を見た学生は、指先の力が強く、握力も強いことが分かった。また、赤を見た学生の反応が一番早かったという。

 エリオット氏は、「危険のサインである赤は、身体の反応を強化させる」と話す。同氏は論文の中で、赤はウエイトリフティングなど瞬間の力が必要なスポーツには有益であるかもしれないと話している。

 一方、赤は人を不安にさせる要素もある。同氏によると、赤から連想される脅威は「心配を呼び起こし、集中力を低下させる。心に負担をかけるし、有効な自制心を妨げる」という。

 これまでの研究では、相手方のチームが赤のユニフォームを着ている場合、もう片方のチームは試合で負けやすく、赤を見た学生はIQテストの数値が下がるという結果が出ている。

 英語の「レッド・フラッグ」(赤い旗)は危険信号という意味。赤、青、黄の信号機の色も世界共通だ。色は、人間の潜在意識に働きかける作用があるのかもしれない。

 同研究は、科学誌「Emotion」に掲載された。

(Ginger Chan / 翻訳編集・郭丹丹)


 (11/06/13 07:00)  





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