鍋料理にアヘンの原料 固定客をつかむため=南京市

2013年04月13日 18時04分
【大紀元日本4月13日】南京市のレストランが鍋料理に旨みを加えてリピート客をつかもうと、アヘンの原料となるケシを入れていることが、当局の捜査で判明した。

 南京市の地元紙「揚子晩報」によると、情報を得た同紙の記者と地元警察が南京市のある食料品卸売市場を訪れ、おとり調査を行った。「美味の特製調味料」を求める一行に対して、ある店の経営者は驚きの言葉を発した。「調味料の味は二の次だ。肝心なのはケシを入れること」。このような「特製調味料」は主にレストランに卸しているという。

 取材を受けた別の店のオーナーは、「これを入れると料理が驚くほど美味しくなる。(中略)ほとんどの店はやっている。そうでもしないと固定客をつかめない」と罪悪感のかけらもない。

 ケシは鍋料理のほか、串焼きの肉料理にも使われているという。

 同紙はユーザー「零距離帯刀護衛」のミニブログ(微博)の書き込みも引用している。

 それによると、友人と南京市内の鍋料理屋で鍋を堪能したこのユーザーは、味の異変に気づいた。このため、同じ店を再訪する際、薬物の尿検査をすることにした。嫌な予感は的中。食前の尿検査では陰性反応だったが、食後には陽性反応という結果が出た。鍋のスープを浸した試験紙の検査結果も陽性反応を示した。「この鍋には間違いなく麻薬を入れている」と彼は断言する。

 その後、警察がおとり調査した店を家宅捜査したところ、40キロのケシを発見し、経営者の身柄を拘束した。

 ケシを長期的に摂取すると依存症に陥り、健康に危害をもたらす。

 情報によると、鍋に加えたケシの量が少なければ、食後の尿検査では陽性反応が出ない可能性もある。

(翻訳編集・叶子)


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