上海の医師が鳥インフルで死亡 感染相次ぎ ヒトからヒトへの懸念

2014年01月21日 14時55分
【大紀元日本1月21日】中国政府系メディアはこのほど、鳥インフルエンザウイルス「H7N9型」の新たな感染事例を相次ぎ報道した。上海市で2人の死亡が明らかになり、そのうちの1人は医師だという。

 今年に入ってから、中国の南部地方ですでに、55人がH7N9型ウイルスに感染し、少なくとも11人が死亡している。

 上海市の2人の死亡は同市衛生当局が20日に明らかにしたもので、うち1人は外科医(31)。同医師が勤務する浦東人民病院では最近、呼吸器科の患者は増えているものの、H7N9型ウイルスの感染例は出ていないという。医師の感染原因が特定できず、ヒトからヒトへの感染に対する不安が広がっている。もう一人の死亡者は77歳の男性。

 同市では今年、7人の感染が報告されている。

 ロイター通信によると、感染の拡大を防ぐため、上海市当局は、1月末から家畜卸売市場を3カ月間閉鎖することを決定した。

 専門家は、今月末から始まる旧正月の帰省・観光ラッシュにより、ウイルスの拡散はいっそう加速化すると懸念している。

 中国科学研究院の最新の研究結果によると、H7N9型ウイルスは4カ所の重要なアミノ酸変異を起こしており、ヒトの呼吸器細胞との結合が可能となった。そのため、ヒトへの感染の可能性が高まった。

 (翻訳編集・叶子)


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