「顔つき、アジア人」盗難パスポートで搭乗 マレーシア航空 情報錯綜

2014年03月10日 11時45分
【大紀元日本3月10日】消息を絶ったマレーシア航空370便北京行きに、盗まれたパスポートを使って搭乗した男2人がアジア人の顔つきだったことが新たに判った。8日午前1時半頃からレーダーに捕捉されなくなってから、同機を巡る情報が錯綜している。

 ロイター通信によると、マレーシア国営紙は同国ザヒド内相の話として、盗まれたたイタリア人とオーストリア人のパスポートを使用して同機に搭乗した男2人は、アジア人の顔つきだったことを伝えた。これまでの報道では、2人はタイで、中国航空大手の中国南方航空を通じて、同時に航空券を購入したとされている。

 消息不明のマレーシア航空370便は、中国南方航空との共同運航便で、中国南方航空を通じて販売した航空券は2人の分を含め、7枚のみだったという。

 中国網易環球の報道によると、国際刑事警察機構(ICPO)は、同機乗客のなかに疑いのあるパスポートを使って搭乗した可能性のある人はほかにもいると発表している。人数と国籍は明らかにしていないが、「偽造パスポートが事件性と計画性の可能性を高めた」との見方を示した。

 北京紙・京華時報は10日、同機乗客の携帯電話が繋がる状況にあると複数の乗客の親族の証言を伝えた。これに対し専門家は、携帯電話が飛行機に持ち込まれていない可能性や、転送の設定をしている可能性などが考えられると指摘している。

 一方、香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターは9日、中国の最高指導部が8日、軍に対し、北京中心部に近づく不審な民間機があれば撃墜するよう緊急通達を出したと伝えた。同センターは、消息不明の370便に爆弾を持った人物が搭乗し、同機を北京上空で乗っ取り、中国の権力中枢・中南海に突っ込む予定が、発見され爆破した可能性があると指摘した。なおこの情報の根拠は不明。

 マレーシア航空370便に乗客227人、乗員12人が搭乗している。8日未明、クアラルンプールから北京に向かう途中、ベトナム領域で消息不明になった。乗客227人のうち、150あまりが中国国籍だ。

(翻訳・王君宜、編集・張凜音)


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