ブッシュ米大統領は21日、イラクのマリキ首相率いる現政権を交代させるかどうかはイラク国民の意思に委ねられているとし、マリキ首相に対し、各勢力間の和解に向けてより尽力するよう求めた。
大統領は、マリキ首相に対する直接の支持は表明せず、イラクで政治目標を果たすのは困難と認めた。
この日はまた、クロッカー駐イラク米大使が、イラクでの進捗状況は「極めて残念な状況」と述べていた。
大統領は記者団に「たとえば、石油収入や地方選挙に関する法案成立のためにまとまることができないといった状況があり、イラク指導部に対しては、全般に一定の不満があると思う」と語った。
イラク訪問を終えたレビン上院軍事委員長は20日、マリキ首相は主要な政治課題について妥協を引き出せていないとして、不信任による首相更迭を求めた。
しかしブッシュ大統領は、新法は成立していないが石油収入が多数の州に分配されているほか、60前後の法案が議会で成立しているなど、進展が見られると主張。「政府が国民の要求に応えなければ政府を交代させるだろう。その決定は、米国の政治家ではなく、イラクの人々に委ねられている」と語った。
[オタワ 21日 ロイター]
(07/08/22 13:52)
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