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6月20日、中国で封切りされたハリウッド・アニメ「カンフー・パンダ」

ハリウッド・アニメ「カンフー・パンダ」、中国で大好評

 【大紀元日本6月28日】放映禁止の声が上がっているにもかかわらず、ハリウッド・アニメ映画「カンフー・パンダ」は中国で上映後、大好評を受けている。映画評論家からは、この種のハリウッド映画に対し、反対ではなく、反省が必要と指摘した。

 『カンフー・パンダ』は巨体で動きが鈍い、温厚で愛らしいパンダが、精を尽くし武術を習得し、最終的に邪悪勢力に勝利する物語。楽しくてユーモアたっぷり、分かりやすい筋書きを通して、中国文化の諸々の要素を介して、向上心を促している。

 上映開始の第1週目、全国で3800万元(約6億4千万円)の収入を得たという。上映中は絶えず笑い声が上がっていたという。北京市では、1人の観客は50元(約800円)の入場券で十分にもとが取れたと話し、「結構おもしろい、米国スタイルのユーモアを感じ取った」などと語った。

 一方、この映画を一度も見ていないと自負する「芸術者」の趙半狄氏は、上映禁止を呼びかけている。その理由として以下の2点を挙げた。①米国女優のシャロン・ストーンさんが中国の地震は因果応報と発言した後で、ハリウッドが中国で金を稼ぐのは断じて許しがたい②この映画は中国の国宝とカンフを盗用した。もし、中国で上映されるなら、「地震で亡くなった同胞の遺体から金銀財宝を略奪するのに等しい」という。

 同業者の申雲氏は逆の見解を示している。「私が思うには、中国人は非常にコントロールされやすい。多くの民族主義的心情、特に:芸能界での多くの反響は、健全的であるとは言い難い。まずは狭い民族主義だけではなく、国際主義をも取り入れるべきである」と語った。

 一方、映画を審査し、上映許可を交付する中国電影局の責任者は前述の趙半狄氏と面会し、彼のやり方に対し、感情的に理解できると示し、映画の内容には問題がないため、放送を許可したと説明したという。

 日本では、7月26日に全国拡大ロードショー。

 (08/06/28 11:26)  





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