【大紀元日本8月10日】
望廬山瀑布 唐・李白
日照香爐生紫烟
Rì zhào xiānglú shēng zǐ yān
遙看瀑布挂前川
Yáo kàn pùbù guà qiánchuān
飛流直下三千尺
Fēi liú zhí xià sānqiān chǐ
疑是銀河落九天
Yí shì Yínhé luò jiǔtiān
(訓読)
廬山の瀑布を望む
日は香炉を照らし 紫煙を生ず
遥かに看る 瀑布(ばくふ)の前川に挂かるを
飛流 直下 三千尺
疑うらくは是れ 銀河の九天より落つるかと
(日本語訳)
日の光が廬山の香炉峰を照らすと、紫の煙が上がっているかのようだ。
眼前の川に滝がかかった様子が、遥かに眺められる。
飛ぶように速い流れが、三千尺の高さから一気に落下する。
まるで、天の川が九天のかなたから落ちてきたのではないかとまがうほどである。
【ひとこと】
猛暑続きの今夏、せめて壮大なスケールの滝の詩を詠じて、涼しさを味わってください。
廬山は、江西省九江の南にあり、世界遺産にも登録されている名山で、古来より陶淵明、白居易ら多くの詩人に詠われてきました。この詩は、「三千尺」といい「九天」といい、スケールが違います。蘇軾が「古今の絶唱」と激賞したのもうなずけます。
(雅)
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