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新疆ウイグル自治区:中共幹部、妊娠6カ月のウイグル族妊婦に堕胎を強要

 【大紀元日本11月18日】妊娠6カ月のウイグル族の妊婦が「超生(出産制限違反)」を理由に、中国共産党(中共)幹部らに堕胎を強要されようとしている。

 世界ウイグル代表大会スポークスマン・ディリシャ氏によると、妊婦であるアリジグル・タルソン(Arzigul Tursun)さんは強制的に堕胎手術をさせられるという。タルソンさんは現在、新疆ウイグル族自治区伊寧市にある新華病院産婦人科3号病棟に収容され、外では中共村級職員が監視しているという。

 アリジグルさんはすでに2人の子供を出産しているが、同自治区の農村では3人の子供を持つことが許されている。しかし当局は彼女が3人目を妊娠したと聞くと、病院へ行き堕胎するよう脅迫し、さらに夫のトチシン(Tohtisin)さんを脅迫して堕胎書にサインさせた。この脅迫から逃れるためアリジグルさんは家から離れ外に身を隠したが、現地公安や計生班及び当委員会職員が次々と彼女の家へやって来て、もし彼女が見つからなければ所有する土地や財産を没収すると家族を脅したという。

 現在病院側は堕胎手術を17日に予定しており4万5千元の罰金を納付しない限り手術は行うという。

 ディリシャ氏は国際社会にこの事に注目するよう呼びかけ、「中国共産党はウイグル人に出産計画を受けるよう脅迫しウイグル族の人口増加を厳しく抑制するばかりではなく多くのウイグル族の若い母親たちの心身の健康を壊そうとしている。罪もない多くのウイグル族の幼児と母親たちが非業の死を遂げている。脅迫され堕胎させられた彼女たちのほとんどは精神上、生理上大きな傷を負っているのだ」と伝えた。

 世界ウイグル代表大会は2004年4月にドイツ・ミュンヘンで成立。ウイグル族の人々の民主、自由と人権を獲得することを目的としている。

 
(記者・文靖、翻訳・坂本)


 (08/11/18 07:39)  





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