【大紀元日本3月30日】近年の異常気象で雨量が急激に減少し、豪州と米国は長期干ばつの悪夢から抜け出せない状況だ。地球温暖化の元凶の一つとして、降雨減少の影響が3分の1以上に達していることが科学者らの研究でわかった。
ロイターによると豪州メルボルン大学土木環境工程教授であるピーター・バインス氏は過去50年来の地球の降雨と海水表面温度と大気構造の資料について分析し、ここ15年の降雨量が減少し続ける傾向にあり、中でも37%が地球温暖化が原因という事が判明した。
バインス教授はパースで行われた重大気候変化会議上でこの発見について発表。さらに「もし地球温暖化が続けば、その影響は恐らく37%にとどまらなくなるだろう」と指摘している。
研究の中で、米国、豪州南部、アフリカ赤道地区及び南米高原地区の4地区の雨量が減少し続けている事を指摘。しかしながら豪州西部とアマゾン盆地の熱帯2地区の雨量はかえって増加し続けているという。エルニーニョ現象が東南アジアと豪州で干ばつを引き起し、チリとペルーでは洪水を起こしている。
教授は、「これは地球のパターンとなっており、赤道付近の熱帯地区の雨量は増加、亜熱帯地区と中緯度地区の雨量は減少している。この結果はコンピュータが予測したものと類似しているが、数十年来の十世の観測結果に過ぎない」と話している。
この他、地球温暖化現象は海水表面温度も上昇させている。降雨量減少の要因は地球温暖化以外に気候に重大な影響のある海流も重要な原因として挙げられている。
(記者・林安柏、翻訳・坂本)
(09/03/30 06:43)
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