THE EPOCH TIMES

邪淫の危害 

2011年11月22日 07時00分
 【大紀元日本11月22日】漢方医学では、「肝開竅于目」といい、肝の強さは目に現れます。生命活動に欠かせない「血」と「精」はそれぞれ肝と腎に蓄えられていますが、腎精は肝血を養う作用があり、腎精不足になると、肝血が少なくなります。故に、腎精が消耗しすぎると、目が輝きを失い、目の周りにクマができやすくなります。腎精が充実していれば、目は輝いて生き生きとしてきます。

 肝血と腎精を消耗する原因としては、過労、ストレス、慢性疾患、老化、過剰な性生活などがあります。また、意淫(淫らなことを想像)に耽ったり、邪念を起こしたりすると、やはり肝血と腎精を消耗します。

 腎精が不足すると、人体が衰える一方、情緒不安定になりやすく、思考力も低下し、間違った決断を出しやすくなります。腎精は腎陽を生じる源であり、腎精が不足すると、陽気が弱くなり、陰邪が溜まりやすくなります。陰邪が体内に蓄積すれば、身体にいろいろな症状が出てきます。

 漢方医学には、「腎主骨生髄」という説があります。つまり、骨の強さや脊髄、脳髄の強さは腎精の強さに左右されているのです。腎精が充実していれば、記憶力もよく、思考力も優れ、仕事や学業でよい成績が得られます。反対に、腎精不足になると理解力や記憶力が下がってきます。

 最後に、異性を誘発するような装いが招く災いにも、少し触れたいと思います。現代社会では、多くの女性が妖艶な化粧をし、極端なミニスカートをはくなどいわゆる「セクシーな」身なりで街を歩いています。露出の多い服を身につけた女性は、男性の邪念を誘発します。人は心を落ち着かせることができず、邪念が身体を占有し、こうやって負の種が植えられていくことになります。この負の連鎖が、性犯罪の増加、不倫による家庭不和、離婚など様々な社会問題を生みだしています。

 (翻訳編集・李頁)


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