THE EPOCH TIMES

中国大手銀が参加取り消し 東京のIMF・世銀総会

2012年10月04日 15時00分
【大紀元日本10月4日】複数の中国国有大手銀行が、9~14日に東京で開催される国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会の関連行事への参加を取り消したことが明らかになった。その中の一部の銀行は29日から大阪で開かれる金融業界最大規模の国際会議・サイボス(Sibos)への参加も中止している。

 ポータルサイト・網易の報道によると、すでにIMF・世銀の年次総会参加をキャンセルしたのは農業銀行。交通銀行と中国銀行、工商銀行は、中国本店からの人員派遣は見送るものの、東京支店の駐在員の出席は未定だという。一方、今月末に開催されるサイボスには、工商銀行、農業銀行、中国銀行は展示会や講演会への参加を正式に取り消している。

 突然の参加中止の理由について、ほとんどの銀行は明確にしていないが、農業銀行東京支店の幹部は、「率直に言って日中関係が原因」だと説明した。各行とも中国政府の管理下にあるため、中止は尖閣諸島国有化に反発する指導部の意思を反映したものとみられる。

 今回の参加中止は大手銀行のほか、複数の専門家も会合への参加をキャンセルしている。網易の報道によれば、会期中に行われる世界経済の救済措置を検討するシンポジウムでは、予定されていた中国投資(CIC)の高西慶社長のパネリスト発言がドイツのショーブル財務相のものに変更されている。

(翻訳編集・余靜)


^