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6月20日、米EIAは中国の石油消費量が2030年までに03年のほぼ3倍に増えるとの見通しを発表。写真は先月23日、南シナ海沖の石油・ガス施設で撮影(2006年 ロイター/Bobby Yip)

2030年の中国の石油消費量、03年の約3倍に=EIA

 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)は20日、中国の石油消費量が2030年までに2003年のほぼ3倍に増え、世界需要の約13%を占めるようになる、との見通しを示した。

 EIAが、毎年まとめている国際エネルギー見通しを基に試算した。中国の石油消費量は、2003年に日量560万バレルだったが、2030年は同1500万バレルになる見通し。需要の伸びは平均で年3.8%と、一地域・国としては過去最高を記録するとみている。

 EIAでは、中国は世界2位の石油消費国であり続けるが、1位の米国との差は大きいと予想。米国については、2030年までの需要伸び率を1.2%程度、2030年の消費量は中国のほぼ倍に相当する日量2760万バレル、世界需要に占める割合は約23%とみている。

 中国は、急増する石油需要の大半を中東の石油輸出国機構(OPEC)加盟の産油国から調達すると予想。

 2030年の中国のOPECからの石油輸入量は日量約840万バレル、うち69%が中東の加盟諸国からの輸入になると試算している。



[ロイター20日=ワシントン]

 (06/06/21 10:12)