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8月9日、イスラエルがレバノンでの地上戦拡大を決定した一方、ヒズボラの指導者はロケット攻撃強化の姿勢を明らかに。写真はレバノンとの国境付近を進むイスラエル軍の戦車(2006年 ロイター/Petr Josek)

イスラエルがレバノン地上戦拡大を決定、ヒズボラは反撃強化へ

 イスラエルは、レバノンでの地上戦を拡大することを決定した。一方イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの指導者は、レバノン南部をイスラエル兵の墓場にすると警告したほか、イスラエルのハイファへのロケット攻撃を強化する構えを示した。

 主要国が戦闘停止に向けた国連決議の取りまとめに手間取るなか、この日の戦闘では、イスラエル兵が少なくとも11人死亡したとされる。

 ヒズボラ指導者のナスララ師は、テレビ放映された演説で、イスラエルに対して「われわれの土地にとどまることはできない。もしやってくるならば、われわれは追い出す。南部の土地を侵略するシオニストたちの墓場にするだろう」と表明。「戦闘行為の終結を望んでいる。ただし対決の必要があるならば、受けて立つ」などとの姿勢を明らかにした。

 またナスララ師は、イスラエルのハイファのアラブ系住民に対して、ヒズボラによるロケット弾攻撃を避けるため避難するよう呼び掛けた。 

 イスラエル政府は国防・治安閣議で、レバノンでの地上戦を拡大し、国境から20キロ圏のリタニ川まで戦線を広げる計画を承認した。関係筋によると、拡大した地上戦は30日間、続く可能性がある、という。

 米国務省マコーマック報道官は、イスラエルは自衛する権利があると述べる一方、米政府は人道面を深く懸念していると強調。イスラエルは市民の犠牲を避けるべく「最大限の注意を払う必要がある」と述べた。

(ロイター8月9日=エルサレム)

 (06/08/10 08:14)  





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