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ダイムラーのクライスラー部門、コスト削減に向け検討開始

 自動車大手ダイムラークライスラー(DCXGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)のクライスラー部門は20日、1台当たり1000ドルの製造コスト削減などを目指す経営再建計画策定に向け、独高級車部門メルセデス幹部らによる検討を始めていることを明らかにした。

 クライスラーの広報担当者は、メルセデスの一部幹部やコンサルタントらが先月、クライスラー部門コスト削減に関する調査グループに加わったと述べた。その上で、工場に関連するものは全米自動車労組(UAW)の関与が必要として、コメントを差し控えた。

 ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙は20日、この計画を報じ、ドッジ・ドランゴとスポーツ多目的車(SUV)アスペンを製造するデラウェア州ニューアーク工場閉鎖も検討されると報じていた。

 ダイムラークライスラーのツェッチェ最高経営責任者(CEO)はこの日、CNBCとのインタビューで「クライスラーを再び軌道に乗せるため、計画をまとめている」と述べたが、コストカットに伴う人員削減見通しにはコメントしなかった。

 [デトロイト 20日 ロイター]

 (06/10/21 15:31)