北朝鮮を訪問した米専門家・元政府高官らのグループは15日、記者会見で、初の核実験を実施した北朝鮮は6カ国協議で強硬な姿勢を強める、との見通しを明らかにした。
同グループは北朝鮮が6カ国協議復帰を表明した後の10月31日─11月4日に北朝鮮を訪問。専門家らは、北朝鮮は核実験実施を背景に核大国として米国と「対等な立場」で扱われることを望んでいる、と述べた。
スタンフォード大学の核専門家ジークフリード・ヘッカー氏は、北朝鮮の核交渉担当者や軍関係者、原子力専門家との接触では「核能力を実証した今、強い態度で交渉に臨む」との姿勢がうかがわれた、と話す。
北朝鮮の政府高官らは皆、6カ国協議が再開された際に米政府に期待する態度として、「平等な立場」という表現を使っていた、という。
米政府の元北朝鮮交渉責任者、チャールズ・ジャック・プリチャード氏は、北朝鮮が核プログラムを停止する見返りにエネルギー支援などを得るという、2005年9月19日の6カ国協議で交わした合意を尊重するということを、北朝鮮当局者は明言した、としている。ただ、北朝鮮側は、「米国など他国が行うべきことに重点を置いていた」という。
[ワシントン 15日 ロイター]
(06/11/16 11:04)
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