中国の北京で開かれていた北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議は13日、北朝鮮が核施設を停止する見返りに3億ドルを超える規模の援助を提供するという内容の共同文書を採択して終了した。北朝鮮は、非核化に向けた初期段階の措置として、寧辺の核施設停止や国際原子力機関(IAEA)の査察受け入れなどの措置をとる。
議長役である中国の首席代表、武大偉外務次官は、閉会にあたり「今回の前進は、朝鮮半島の非核化に向けた新たな確固とした重要なステップとなった。北東アジアの平和プロセス、関係国間の関係改善にとって好ましい」と総括した。
今回の合意は、北朝鮮の核兵器計画放棄に向けた第一歩に過ぎず、多くの重要な問題は将来の協議に先送りした形になっている。
米国の首席代表であるヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は「非核化の一局面にすぎない。まだやり遂げたわけでない」と述べている。
合意文書によると、北朝鮮は、初期段階の措置を60日以内に実施。見返りとして、重油5万トンか同額の経済支援を受ける。
さらに、北朝鮮側が保有するプルトニウムの完全放棄など、核計画放棄に向けた措置をさらに講じれば、重油95万トンかそれに相当する支援を受け取ることになっている。
[北京 13日 ロイター]
(07/02/14 11:07)
|