米衣料・靴メーカーのジョーンズ・アパレル・グループ(JNY.N: 株価, 企業情報 , レポート)は5日、傘下の高級百貨店バーニーズ・ニューヨークに対し、ファーストリテイリング (9983.T: 株価, ニュース , レポート)から9億ドルでの買収提示を受けたと発表した。
これは先にドバイ政府系投資ファンド、イスティスマールと合意した売却額8億2500万ドルを上回る。
ジョーンズはファーストリテに対して財務情報を公開し、交渉に入る。
ジョーンズは数カ月間の交渉の末、バーニーズをイスティスマールに売却することで6月に合意した。この合意の下、7月22日までをバーニーズへの第三者からの買収提示期間、8月11日までを全社買収に関する同期間と設定していた。
イスティスマールからはコメントが得られていない。
ユニクロを展開するファーストリテは、昨秋にジョーンズに対してバーニーズ取得に前向きであることを伝えていたという。12カ国以上で1800店舗を運営する同社は、バーニーズ取得により増収が見込めるほか、地理的および市場展開の多様化を図るとしている。
ジョーンズは2004年に4億ドルでバーニーズを子会社化、高級小売市場に参入した。
イスティスマールとの合意を7月22日以前に破棄した場合、ジョーンズは違約金2060万ドルを支払う義務を負う。7月22日以降の場合は同2270万ドルとなる。
[フィラデルフィア 5日 ロイター]
(07/07/06 11:52)
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