【大紀元日本1月12日】イラクの首都バグダッドで11日早朝、人々が記憶する限り初めての降雪があった。イスラム教の宗派間抗争などで治安の悪さに苦しむ人々は、初めて見る雪の美しさに感動し、「平和の兆し」として喜んでいる。政府気象当局によると、約100年ぶりの降雪であるという。
ロイター通信によると、60歳になるハッサン・ザハルさんは「バグダッドで雪を見るのは初めて…みぞれはあったが、雪は見たことがない。みんな驚いた表情だったよ」と、珍しい降雪に驚きを隠せない。「数分前、わたしは雪に覆われた。髪の毛や肩に積もった。みんなを呼んで、喜び合った。雪は平和を意味するからね」と語った。
交通警察官のムルタドハ・ファディルさんは、バルコニーの下に身を寄せ雪に濡れた体を乾かしながら、降雪のことを「新しいイラクの新しい兆し」と期待を持って語った。「希望の兆しだ。イラク人は心を清め、政治家がイラク全体の繁栄のために働くべきだ」と述べた。
11日朝、バグダッドの街路には人気もなく、大きな、厚みのある、ぬれた雪片が降ってきた。気温は零度前後で、雪片は地面にたどり着くと解け、灰色の水たまりになった。
パン職人のモハネド・ラヒムさんは、「この雪はイラクの人々に喜びをもたらすだろう。素晴らしいのだから」と語った。
(翻訳編集・月川)
(08/01/12 08:23)
|