【大紀元日本7月31日】中国福建省福清市に上陸した台風8号「鳳凰(フォンウォン)」は昨日、江蘇省レ(ひ)州と高郵市の2ヶ所で竜巻を引き起こし、4人の死者と39人の負傷者を出した。また、それの前日に、「鳳凰」周囲の環流は広東省河源市で暴風雨を起こしており、山津波が発生した。伐採作業員5人のうち1人が死亡、残る4人が行方不明となっている。
現地メディアの報道によると、30日午後、竜巻は江蘇省レ州と高郵を襲い、高郵市臨沢鎮洋聹(さ)村では18件の服装工場が倒壊した。倒壊面積は800平方メートル以上で、建物の下敷きとなった97人の従業員が救出された。その内41人が病院で治療を受け、4人が手当ての甲斐なく死亡している。
洋聹村村民によると、竜巻は突然発生し、最も接近した時は100mほどしか離れていなかったという。この竜巻は3分以上続いたと話している。
服装工場で負傷した女性従業員の話では、当時彼女たちはミシン作業中で、外では風や雨が強く吹きつけていた。窓の外に黒煙が見えた直後、屋根上で音が轟き、屋根が沈み始めた。素早くミシンの下に身を隠した作業員もいる。
一方、南部の広東省河源市では「鳳凰」周囲の環流の影響を受け、29日8時から30日8時まで河源市紫禁、東源、龍川、和平の地区で広範囲にわたる暴雨、局地的な大暴雨が続いた。このため紫金県附城鎮林田村で山津波が発生。豪雨は山津波、河川水位上昇を引き起こし、交通、通信、電力供給を遮断。さらに外省の伐採作業員5人が洪水に押し流され1人死亡、4人が行方不明となっているという。
30日現在、台風「鳳凰」の影響による、福建省、浙江省の45県市での被害者は386万人、農作物の被害面積は11万2千ヘクタール、倒壊家屋は1500戸以上に上る。
(翻訳・坂本)
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