印刷版   

広州市茘港湾区域では真黒な廃水が珠江に流れ込み悪臭を放っている

広東省広州市、珠江が汚水で真っ黒

 【大紀元日本10月23日】10月20日、珠江の広州市南岸路の川面に大量の黒い汚水が流れ込んだ。遠くから金沙洲方向から流れてくる支流と石井河が茘港南湾の西側で交わる地点を見ると、金沙洲からの水流は砂泥で黄色いが、石井河側の水は墨を流したように黒く、水面に浮いている白いゴミがはっきりと見える。

 「羊城晩報」によると、この地区の団地を北へ100mもいかないところで2ヶ所の排水口から大量の汚水が捨てられており、その黒い水は白い泡沫ができる勢いで河に流れ込んでいるうえ、近くの32階建てのビルの最上階でもはっきりと臭いが判るほどだという。下流を見ると、川面は中間から黒と黄色に分かれ、その境界線もくっきりとしており、数キロ先まで伸びている。

 団地の住民である唐さんの話では毎回まず汚水の排出か或いは大雨が降るとこのような状態になり、住民たちが行政府に何度訴えても状況は改善されないという。

 茘港南湾の団地には壁を隔てて発電所がある。人々は汚水が発電所から排出されているのではないのかと疑っているが、環境保護部門が何度も検査を行い汚水は発電所からのものではないことが明らかになっている。

 この巨大な汚染源は一体どこなのか、また汚染物質は何なのか、なぜ2年も経つのに何もわからないのか。 いったい誰の責任なのか、関連部門はちゃんと監督していないのか、住民の訴えがむなしく響く。

 住民たちはこの状態が2年も続いており、メディアでも何度も取り上げられたが汚水の成分が何なのか、どこから来ているのかは今に至ってもはっきりとした答えが出ていないと話している。

 7月19日、広州市長・張広寧氏が関係者と市民とともに珠江に入り、水遊びをした。張市長は河から上がった後「水質は去年より良くなった」と伝えていたという。

 
(翻訳・坂本)


 (08/10/23 06:23)  





■関連文章
  • 中国広東省肇慶市:田畑で建設工事強制執行、暴行される農民たち(08/10/17)
  • ワニ200匹逃げ出しに抗議、住民千人近くがデモ=広東省珠海市(08/09/29)
  • 水上娯楽施設大火災、死傷者不明=中国湖南省(08/09/24)
  • 広がり続ける中国の「死海区」(08/09/19)
  • 都市飲用水の深刻な汚染、水質合格率30%未満=中国広東省(08/09/17)
  • 道路が突然陥没、走行中の車両が巻き込まれる=中国広東省(08/09/09)
  • 汚水垂れ流し、海洋生物が絶滅の危機=中国広東省(08/09/08)
  • 広東省;珍しいマミズクラゲが連続出現(08/09/02)
  • 不良物件競売疑惑、高等裁判所局長ら逮捕=中国広東省(08/09/01)
  • 公安に民衆が抗議、衝突で負傷者多数=広東省(08/08/31)
  • 靴工場で火災発生、2人死亡3人負傷=広東省(08/08/17)
  • 中国広東省:尋問拒否の男性、拳銃で自殺(08/08/14)
  • 広州市公安当局、10万人を動員して外国人を検問(08/07/31)
  • 白ネズミ大群出現、個人が放したことが原因=広東省(08/07/26)
  • 広東省佛山市に突然現れた白ネズミの大群(08/07/23)