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調査研究:女性飲酒者、がんに罹りやすい

 【大紀元日本3月8日】毎日少しのお酒を飲めば、心血管の働きに良いと言われているが、女性にとっては、そうでないかもしれない。イギリスの最新の研究報告によると、毎日お酒を飲む女性は、多種の癌の発生率が13%増加する。たとえ少量ずつ飲酒しても、癌の発生率は増加する。当然ながら、多量に飲む場合、乳癌、食道癌、喉頭癌、直腸癌と肝臓癌のリスクがかなり高くなる。

 この研究はオックスフォード大学の流行病研究者であるエレン氏(Naomi E. Allen)が国家癌学会学報(The Journal of the National Cancer Institute)に発表したものである。彼女は1996年~2001年の間にイギリスの約128万人の乳癌検診を受けた45~75歳の女性に対して7年間の追跡調査を行なった。この期間中に調査対象の中で6万8千人が癌に罹った。

 この研究結果によると、文明が発達した国では毎年1000人の女性のうち118人が癌に罹る。もし毎日1杯の酒を飲む習慣があれば、癌に罹る人は15人増える。そのうち11人は乳癌、1人が口腔癌、1人が直腸癌、0.7人が食道癌か喉頭癌、あるいは肝臓癌である。もし毎日2杯の酒を飲む習慣があれば、癌に罹る人は30人増える。もし毎日3杯の酒を飲む習慣があれば、癌に罹る人は45人増える。しかし、毎日3杯の酒を飲む女性は2%しかなく、癌に罹るリスクは酒の種類と関係ないという。

 エレン氏の推計では、米国で毎年約3万人の女性が毎日少量ずつ飲酒する習慣により癌に罹っている。しかし、調査対象の女性は殆ど自分の印象で飲酒の量を答えていたので、実際の飲酒量と発癌率との関係は精密に数字で表示することができないという。

 いままで多くの研究報告は毎日適度に飲酒すれば心血管疾病に一定の予防効果があると指摘されていたが、エレン氏は現在同じグループの女性を対象に、飲酒と心血管疾病の罹患率に関して調査を行なっている。より具体的な結果があきらかになることが期待されている。

 (09/03/08 14:23)  





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