【大紀元日本3月14日】3月11日に閉幕した、中国当局の全国人民代表中央会議「政治協商会議」(略称・両会)には、人民代表の欠席が異例に多いことがあきらかとなった。欠席の理由には、「政権を讃える賛美歌に同調するばかりの、形だけの議案審議に嫌気が差したのでは」などの説が流れている。
中国国内紙「南方都市報」の3月11日の報道は、当局の公表情報として、今回の両会で欠席した全国人民代表の数は延べ553人に上り、出席該当者数の13%弱を占めた。そのうち、延べ187人は無断欠席、などと報じた。
当局が公表した簡易報告書によれば、香港特別行政区の人民代表の欠席率が最も高く、126人の代表のうち、59人が欠席したという。それに続いて、経済界、芸能界の代表の欠席も目立つ。その中、全国人民代表で、オリンピックのハードル競走の金メダル選手・劉翔氏が2年連続して欠席したことが大きな関心を呼んでいる。
全国人民代表で、広州市呼吸疾病研究所の所長・鐘南山氏は両会期間中のグループ討論会で、「人民代表に権利を行使させ、十分に本音を語らせるためには、中央政府の改善はまだまだ必要である」と発言、代表から拍手を誘ったことが伝えられている。
南方都市報によると、最も代表歴が長い人民代表・申紀蘭氏は公に、過去55年間の中央会議で、一度も反対票を投じたことがないと発言、中国共産党への擁護を強くアピールしたという。「中国海洋報」の元記者・昝愛宗氏は、「わが国の人民代表はまったく人民を代表していない、政府と党を代表しているのだ。…民主国家の議会と議員と違って、本物の国民選挙により選ばれたわけではない」と述べ、人民代表は全国の国民による投票選挙で選ぶこととなれば、初めて真の人民代表となり、政府を監督できると指摘した。
(翻訳編集・叶子)
(09/03/14 11:12)
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