【大紀元日本5月17日】今年3月28日、中国山西省忻州原平市で震度4.2の地震が発生した。その二日前の26日、汾西県57歳の農民、趙洪澎さんはこの地震を正確に予測した。趙さんは予測した結果を関連部門に報告していた。
2008年5月10日、趙さんは村人に、二日後に国内で大きな地震が発生するだろうと、予測した結果を知らせた。しかし具体的な位置はよくわからないと彼は言った。
驚くことに、地震予測の奇跡を起こしたこの「専門家」は、実は小学校しか通ったことのない農民であった。しかも彼は、何の機器も使用せず、肉眼と天体を観察した30年の経験だけを生かして、ほぼ正確に地震を予測していた。
「三晋都市報」によると、自然災害の謎を解くために、趙さんは1978年、26歳の時から現在の57歳に至るまでの30年余りの間、毎日夜明けと夕暮れに、村から0.5キロ離れた山に登り天体を観察していたそうである。
趙さんは貧しい家庭で育ち、小学校しか通ったことがないが、天体観察に対する執念と情熱は誰にも負けないものであった。20年前から、彼は自分が観察した天気情報の予測結果を村人たちに知らせ始めた。
最初は誰も信じてくれなかったが、その予測が次々と正確さを増すにつれ、村の気象顧問のような存在になってしまった。種蒔、収穫、冠婚葬祭、そして遠くへ出掛ける前、みんな趙さんの所へ立ち寄り天気情報について尋ねた。村人たちは、趙さん天気予測は八、九割の正確さであると証言した。
村人たちは趙さんが肉眼で天体を観察し、それにより気候の変化を予測するという奇妙な話を語ってくれた。
何時のことだかその年日ははっきり覚えていないが、サツマイモを播種する季節のことであった。今年は日照りが続くかもしれないから、畑に水をやらなければならないと趙さんは早くから言っていた。しかし誰もその話を信じなかった。
仕方なく、趙さんは自分の畑で実験を始めた。二枚の畑には水をやり、残り一枚の畑は通常の通りにしておいた。結果、彼が水をやった二枚の畑以外、村の全部の薩摩芋畑は枯れてしまった。
昨年、冬の麦を播種する前、趙洪澎は村人たちに少し遅れて種を播くように伝えた。そうしないと麦の芽が枯れる可能性があると彼は言った。地下水の不足で、早い時期に種を播いた麦畑では半尺くらい伸びた麦の芽が枯れるのを村人たちは目の当たりにした。彼の話を信じて、遅い時期に播種した麦畑では、元気そうに麦が芽を出していた。
村の人たちが趙さんの予測を完全に信じ始めたのは、昨年の四川大地震である。
村民の話によると、昨年5月10日、趙さんは急いで村の党支部の趙安慶書記の家を訪ねた。趙さんは慎重な口調でこう言った。
「明後日、大きな地震があるかも知れません。場所はよく分からないが」
その話を聞くと趙書記は恐ろしげに言った。
「出鱈目を言っちゃだめだ」。
趙さんはその時のことをとても遺憾に思うと言っていた。予測したものを早急に関連部門に報告しなかったのが気にかかるようであった。
趙さんは肉眼で観察した地震予測を6回も山西省地震局に報告した。そのうち、5回は正確であった。2008年11月、趙洪澎は汾西県地震局から「防震防災マクロ観測員」という証明書を受け取った。
(翻訳・南TX)
(09/05/17 09:59)
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