【大紀元日本9月16日】9月15日、ニューヨーク市の選挙に出馬する中国系アメリカ人、劉醇逸・ニューヨーク市議会議員には、 中国当局の影が見え隠れする。 中国政府の国外における諜報活動に警戒する声が高まる中、国家安全部(中国の諜報機構)の元諜報員で現在米国に在住する李鳳智氏が、10日、大紀元の取材に応じて、中国当局が諜報ネットワークを構築し、民主国家の政治家を手込めにする手口の実態を明らかにした。
李鳳智氏は大学卒業後、国家安全部に配属され、長年にわたって中国当局が国民を苦しめてきた内幕を目の当たりにし、自己譴責で極度に苦しみ、数年前、国外逃亡した。諜報員の仕事から身を引き、今年3月には中国共産党からの離脱を公開宣言している。
民主国家の政治家を買収することは、諜報活動の大切な仕事の一部と李鳳智氏は語る。当局は、巨額の資金を使って、中国在外公館、国家安全部などを通して多数の諜報員を国外に潜伏させ、米国を中心とする諜報ネットワークを構築してきた。国家安全部、外交部が幹部を派遣して、様々な身分、職業に扮して国外の政治家に接近するのが一つの方法で、ターゲットにした政治家の嗜好や弱点を分析し、手込めにする方法が編み出される。手段を選ばず飴(利益)と鞭(脅迫)の両方を使うのが常套手段だという。
具体的には、議員を中国に招待し、金銭、政治上の利権などの誘惑や私生活の情報を利用して罠にかける。当局は議員の弱みを握り、中国政府に有利な発言をさせたり、公の場や闇で働かせるのを目的とする。
これらの諜報ネットワークは、中国系の政治家もターゲットにしており、政治家周辺には、長年にわたってスパイが潜伏していると同氏は警告する。
中国政府系のメディアが擁護する国外政治家は、通常、中国当局と繋がっている。メディアの動向を追うだけでも、どの政治家が中共と癒着しているのか、おおまかに判断できる。
さらに、国家安全部の部内者は、中国当局の手段を選ばない非情な本質を熟知しており、嫌悪感、対立、不満が蔓延している。心から中共に奉仕している者はほとんどいないのが内情と語った。
(記者・辛霏、翻訳編集・叶子)
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