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知りたくなるノーベル賞の雑学

 【大紀元日本10月8日】

 毎年、全世界の人々が注目するノーベル賞。今年は6日から、各分野の受賞者が発表される。巨万の富を築いたスェーデン人のAlfred Nobel氏の遺志で、1901年に始まったノーベル賞は、2008年までに800人以上の受賞者を輩出した。世界最高の栄誉ともいわれるノーベル賞の受賞者たちには、どのような人物がいるのだろうか。

 *最高齢のノーベル賞受賞者

 2007年、ロシア生まれの米経済学者レオニド・ホルウィツ氏(Leonid Hurwicz)は、90歳でノーベル経済学賞を受賞。翌年の6月に他界した。

 *現在最年長のノーベル賞受賞者

 現在、1986年に生理学医学賞を受賞したリタ・レビモンタルシニ氏(Lita Levi-Montalcini)が最年長。2009年4月22日、100歳の誕生日を迎えた。

 *女性の受賞者

 1901年に初めてノーベル賞が発表されてから、2008年までに女性35人、男性754人が受賞した。1968年に経済学賞が設立されてから、同賞の女性受賞者は現れていない。一方、文学賞は2人、平和賞は3人いる。1964年以降は、物理学賞と化学賞で女性の受賞者が現れていない。一方、受賞時最高齢の女性受賞者は英国作家のドリス・レッシング氏(Doris Lessing)で、2007年に87歳で受賞した。レッシング氏は受賞してから多忙で執筆する時間がなくなり、「とんだ災難だった」とコメントした。

 *最年少受賞者

 英国のウィリアム・ローレンス・ブラグ氏(William Lawrence Bragg)は1915年、父親とともに物理学賞を受賞した。受賞時は25歳で、未だに史上最年少の座を保持している。

 *親子の受賞者

 これまでに父と息子、父と娘、母と娘など親子で受賞した人たちもいた。1915年に物理学賞のヘンリー・ブラッグ氏(Henry Bragg )とローレンス・ブラッグ氏(Lawrence Bragg)、また、キュリー夫妻の物理学賞(1903)、夫人の化学賞(1911)、その娘のジョリオ・キュリー夫妻の化学賞(1935)が有名。

 *受賞の辞退者

 自ら受賞を辞退したのは、1964年の文学賞受賞者ジャンポール・サルトル氏(Jean-Paul Sartre)と1973年の平和賞受賞者で、元ベトナム首相レ・ドゥク・ト氏(Le Duc Tho)。レ・ドゥク・ト氏は当時、同じく平和賞を受賞者したヘンリー・キッシンジャー(Henry Kissinger)元大統領補佐官と分かち合うことを拒んで辞退した。

 *政権の圧力により辞退した受賞者

 ノーベル化学賞を受賞したドイツのリチャード・クーン氏(Richard Kuhn)、アドルフ・ブットナント氏(Adolf Butenandt )、ゲルハード・ドマク氏(Gerhard Domagk)は、同賞の受賞をヒトラーから禁じられた。後に、3人はメダルと授与状を受け取ったが、賞金はもらえなかった。

 また、ソ連の作家ボリス・バステルナーク氏(Boris Basternak)はスターリン政権の圧力下で、1958年のノーベル文学賞を辞退した。

(翻訳編集・豊山)


 (09/10/08 05:00)  





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