中国塩城:女性が禁書所持で逮捕され、生後8ヶ月の幼児が餓死

2005年11月15日 17時58分
 【大紀元日本11月15日】中国江蘇省塩城市で、法輪功学習者の女性が警察に秘密逮捕されたため、生後8ヶ月の幼児が放置された状態で餓死したことが調べにより分かった。幼児の死体が発見された際、すでに長時間の放置によって腐敗、室内には悪臭が漂っていた。

 情報筋によると、今年6月、塩城市で大量の『共産党についての九つの論評』(大紀元連載社説。以下、『九評』)が発見されたため、法輪功迫害の専門組織である610オフィスと警察は、地元の法輪功学習者に対して捜査活動を展開、『九評』を所持したとしておよそ30名の法輪功学習者が秘密逮捕された。

 その中で28歳の女性、顧氏も強制的に連行され、生後8ヶ月の幼児の同行は許されず、そのまま自宅に放置された。顧氏の夫は長期にわたり出稼ぎで戻れず、赤ちゃんは誰にも保護されないまま間もなく餓死した。数日後、気温が上昇したため、死体から出た蛆(うじ)や悪臭がドア周辺で発見されたため、気づいた隣近所が警察に通報した。

 警察が現場を処理した後、出稼ぎのため外出中の顧氏の夫に通知した。秘密逮捕された妻に会いたいと要求した夫に対して、警察は「この件はすでに政治事件として処理されたため、今は会えない」と返答、顧氏の夫に事件を外部に漏らさないよう脅迫した。

 顧氏を含めて逮捕された30名あまりの法輪功学習者の所在が未だ確認されていない。家族は毎月240人民元の食料費を強要されているが、逮捕された人の所在などの情報は一切告げられていないという。

 情報によると、『九評』を配布した者を摘発した場合、1万人民元が賞与され、法輪功学習者二人が一緒にいることを摘発した場合、300人民元が賞与されるという。

 (記者・思揚)


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