【大紀元日本5月8日】今年に入ってから河南省と山東省で手足口病が多発、5月現在まで約10万人が発病し、死者は61人に達している。河南省だけでも最近10日間で新たに約1万人が発病し、山東省でも今年初めから現在までの発病総数は昨年一年間の延べ発病数に相当するとラジオ自由アジア(RFA)が伝えた。
河南省最新統計データによると、現在まで全省の手足口病罹患人数は延べ5万2千12人。うち死亡34人。延べ入院者数は1万6千159人、そのうち1万4千456人がすでに退院した。届出た新患人数では、最高時の一日1千700人の発病者数から現在の800人前後までに減少している。しかし、最近10日間で1万人の新患者が増えている情況から、流行はまだ急速に広がっているとも言えるだろう。
一方、発病率の高い山東省における、省衛生庁の統計数字によると、5月3日まで17の都市で計3万4千585人の発病例が報告された。これは昨年一年間の発病者総数に相当する。今年初めから、死亡者は27人に上っている。今でも全省で1日の新たな発病者は1千人以上に達し、最近1週間だけで新たに5人の死亡例が増えた。
山東省衛生庁の報告では、死亡例が報告された都市は泰安、臨沂、コ州、聊城、菏澤、済寧、煙台の7都市であり、中に菏澤の死亡例が最も多く、すでに18例が報告された。
河南省と山東省の衛生庁は再度緊急通知を発し、各地で予防と治療対策を強化するように求めた。
手足口病はよく見られる一種のウイルス感染症であり、夏季や気温が暖かくなる時期によく見られ、潜伏期間は3日から7日。主に5歳以下の児童が罹る。感染性が高いため幼稚園や保育園で容易に集団感染が起こる。発症初期はカゼの症状に似ており、数日発熱して、手足に水疱或いは無痛の赤い発疹ができる。口腔内及び舌に痛みを伴う潰瘍ができ食欲に影響する。これらの水疱及び発疹は通常7日から10日間で消えるが、時に脳や心臓に深刻な合併症が起こる。
(翻訳・坂本)
(09/05/08 06:15)
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