肥満化する中国の子供 突然死や糖尿病も増加

2013年01月25日 12時30分
湖北省武漢でダイエットプログラムに参加中の肥満児(Getty Images)

【大紀元日本1月25日】中国の青少年は肥満傾向が著しく、健康面で危険視されるほど問題になっている。

 去年、広州で生徒がマラソンの最中に突然死した事故が起きた。また上海大学の学生が短距離走やバスケットボールの試合中に死亡する等のスポーツ関連の事故が続発した。

 現在中国人は、世界的には全国民の肥満人口の割合は低い。世界保健機関(WHO)によると肥満人口の割合は29%で世界148位。しかし、経済発展とともに都心部の人口と中流階級の増加で、より栄養価が高く、多くの量を食べるようになった。1992年以降、肥満人口は3倍に急増したという。ちなみに日本は22.6%で163位。

 子供の肥満人口の増加について、専門家は、教育システムが要求する高い学力基準が子供に強いストレスを与え、室内で椅子に座り続け勉強することを強いられているという。また、その他の要因として、ビデオゲームの人気上昇、簡単に利用できるファーストフード、主要都市の大気汚染により屋外運動を避ける、などがある。

 中国教育部のデータによると、2010年に行った身体テストの結果、10年前と比べ男子大学生の1000メートル走が平均で15秒も遅く、その他のテスト結果も低下し、肥満率も上がっている。2010年度の記録によると、都市部の男子学生の13.3%が肥満だという。10年前は8.7%だった。

 各大学は、生徒が高校生活で失った運動時間を取り戻すために、体力を取り戻すプログラムの導入を検討しているという。

 WHOによると、2012年度の糖尿病患者数は、中国が世界第2位で3980万人。1位はインドで4090万人、3位は米国の1920万人。

(翻訳編集・池葉 笑子)


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