「天安門事件」の民主活動家、カナダに亡命

2006年04月17日 13時50分
 【大紀元日本4月17日】1989年天安門民主運動に関わったことで16年間服役していた「天安門三君子」の魯徳成氏が、カナダの難民資格を取得し、11日午後、拘置先のタイの難民収容所からカナダ・バンクーバーに到着した。中共外交部は魯氏がカナダ到着後、公開声明を発表、魯氏を犯罪者として、カナダ政府に同氏を保護しないようにと通告した。

 
魯徳成氏

1989年5月の天安門民主活動期間中、当時、湖南省リュウ陽市在住のバス運転手であった魯氏は、同市の余志堅氏と喩東岳氏らと共に、北京に上京して民主活動に参加した。5月23日、三人が天安門広場の毛沢東肖像にペンキを投げつけたため、それぞれ16年、20年および無期懲役の服役刑を言い渡されたことから、「天安門三君子」と呼ばれている。喩氏は監禁されてから2年後に、精神異常をきたしたという。余氏はいまだに監禁されている。魯氏は一昨年11月にタイへ亡命したが、タイ警察当局により拘束された。本年3月、在カルガリー「中国難民の友」の協力の下、カナダの難民資格を取得した。バンクーバー民主運動連盟主席の周盛康氏によると、3月にすでにカナダの難民資格を取得したが、中共当局の圧力によって、魯氏の解放が数週間も延ばされたと言う。カルガリー、バンクーバー、トロントにある関係団体は、魯氏がタイ当局に拘置されてから、カナダ政府に救出を求めていた。

 カナダに着いた後、魯氏は、中共の高官がいかに自国の開放と経済の発展をアピールしようとも、専制独裁政権の下では、中国の民衆には報道の自由と言論の自由がないと中共を批判した。

 カナダ保守党が政権を取った後、中共に対する外交政策に変化が見られた。カナダ外相は14日、カナダテレビ局の取材に、中国の商業スパイがカナダから工業とハイテク関連技術の機密情報を窃取していることを重く見て、連邦政府は中共のスパイ行為に対策を立てるという。カナダと中国の関係が低潮の現在、カナダが魯氏に難民資格を与えたことは、両国の関係に緊張をもたらしている。中共外交部はカナダのメディアに送った声明書で、中国から海外に亡命した魯氏を、犯罪者と称し、カナダ政府に、魯氏に難民資格を与えるなど、保護しないようにと通告し



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