胡錦濤主席香港訪問、2日間抗議の嵐

2007年07月01日 08時14分
 【大紀元日本7月1日】中共国家主席胡錦濤は6月29日に香港に到着し、3日間の日程で香港返還十周年記念活動に参加する。初日、胡錦濤主席は香港空港でメディアのインタビューを受け、その後新界の沙田香港体育学院と烏渓沙青少年センターを見学したが、行く先々で抗議の集団に遭った。2日目の30日も、多くの抗議団体は終日、パレードや座り込みなどの抗議を行い、「六四天安門事件の汚名返上」「香港選挙」「法輪功迫害停止」などを要求した。

 
胡主席の香港訪問中、江沢民訴訟を起こした法輪功学習者ら(大紀元)

6月29日、香港「四五運動」政治団体と社会民主戦線の20人余りは、中環HSBC銀行本店から香港禮賓府(旧港督府)までデモ行進し、胡錦濤の香港訪問に抗議した。彼らは「六四無罪」や「香港全民選挙」などの標語と横断幕を挙げ、胡主席の写真を燃やした。

  同月30日、民間団体や政党団体などが、胡主席が宿泊するホテルに向かってデモ進行を行った。進行途中、警察と数回の衝突が発生した。抗議者らは、六四天安門事件の名誉回復、香港ベテラン記者・程翔氏の釈放、香港普通選挙及び大陸民衆の人権擁護運動を支持するなどを訴えた。

 当日、法輪功学習者らも香港税務署ビル前で座り込みし、法輪功迫害停止や、来港した法輪功学習者を強制送還した香港政府に抗議した。、香港に到着したが強制送還された台湾法輪功学習者の数は、30日午後9時までに約520人にのぼったという。

 
6月30日、香港民主派団体は胡主席の訪港に抗議した(大紀元)

香港は1997年に中国に返還されてから、アジア金融危機、鳥インフルエンザ、重症急性呼吸器官総合症(SARS)、経済後退などの打撃を受け、香港の民主派は引き続き香港全体立法会議員選と特別行政区長官選に勝利を獲得するために、7月1日民主デモ行進を計画している、胡錦濤はこの前に離港すると見られている。

 香港大学の最新調査によると、香港市民の56%が香港はすでに全民選挙を行う基盤ができていると考えているが、北京政府は香港人の愛国心を疑い、新就任の香港特別行政区長官曾蔭権も親北京派であり、民主派の意見に耳を傾けようとしていないという。
香港当局は警備増強のため、ヘリを出動させた(TED ALJIBE/AFP/Getty Images)


中国共産党国家主席胡錦濤は香港に到着、空港で談話を発表している。右は香港特別行政区長官・曾蔭権(MIKE CLARKE/AFP/Getty Images)



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