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趙紫陽・元総理の親友だった故・宗鳳鳴氏(ネット写真)

『趙紫陽の軟禁中の談話』著者、北京で死去

 【大紀元日本1月15日】香港で07年に出版された『趙紫陽軟禁中的談話』(趙紫陽の軟禁中の談話)の著者・宗鳳鳴氏が7日、北京の自宅で死去した。享年90歳。中国当局の監視下で16年間軟禁状態にあった趙紫陽・元総理に面会を許されていた唯一の外部の人物。同書は趙氏の百回以上におよぶ談話を整理したもので、中国では「禁書」となっている。

 宗鳳鳴氏は趙紫陽元総理と同じ河南省の出身で、1938年に中国共産党に入党。89年の「天安門事件」の時、武力弾圧に反対したことで自宅軟禁の処分を受けた趙氏の元に、気功治療を施すために通った。

 著書では、趙氏の話として、中国当局の最高指導部内部の権力闘争と政策論争の実態や、鄧小平・元中央軍事委員会主席による院政、趙紫陽氏が政権から退けられた本当の理由、江沢民・元国家主席と胡錦濤政権に対する批判、法輪功弾圧への反対、中米関係、台湾問題などについて記している。毛沢東・元国家主席の秘書・李鋭氏は序言で、「この著書の最大の価値は、軟禁中の趙紫陽元総理の16年間の思想を忠実に再現できたことです」と言葉を添えている。

 宗鳳鳴氏の告別式は9日に北京で行われ、親戚や友人100人あまりが参列した。

(翻訳編集・叶子)


 (10/01/15 08:54)  





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