中国製スマートフォンに多機能スパイウェア 盗聴監視ができる

2014年07月01日 11時38分
【大紀元日本7月1日】ドイツ紙ディ・ヴェルトは、Amazonなどのネット通販で売られている中国製スマートフォンに、盗聴や監視などの多機能スパイウェアが仕込まれていると報じた。

 今回問題が発覚した機種は中国製の「Star N9500」。ネット販売価格が162ユーロ(約2.2万円)であるこのスマートフォンは、韓国サムスンの「Galaxy S4」(通常販売価格約300ユーロ)の模造品で、見た目は酷似しており機能も一通り備えている。ドイツ国内ではAmazonなどのネット通販大手で扱われている。

 ある購入者からの依頼を受けて、ドイツの コンピュータセキュリティ会社「G DATA」がこのスマートフォンを調べた結果、スパイウェアの埋め込みが判明した。

 このスパイウェアを仕込んだ側は、この携帯電話を遠隔操作できるほか、通話を盗聴したり、通話相手の電話番号を盗み取ったり、SMS・メールを盗み見したりすることもでき、さらに、カメラとマイクを遠隔操作することで、特定の現場を監視、盗聴できる上その位置も特定できる。

 同社の専門家チームが追跡した結果、盗み取られた上記の情報はすべて、中国国内の匿名のサーバーに送信されたことを突き止めた。

 同社はこの調査結果をAmazonに知らせたという。

 ネット販売大手のeBayはすでに「Star N9500」の販売を中止した。

(翻訳編集・叶子)


 

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