質より量の中国スパイ 学生に「愛国精神」呼びかけ(1)

2014年09月22日 13時21分
【大紀元日本9月22日】世界各国の諜報当局は、中国のスパイ活動はずさんで「プロ」の技術ではない、と認識している。多くの国が技術力と機密性を上げるなか、中国は数を増やすことに力を入れている。

 中国の「質より数で勝る」という手段は実際、とても効果的だ。中国人留学生が、このスパイ活動に参加する。有能なスパイ1人が1万の文書を盗むより、1万人の学生にそれぞれ1文書を盗ませる、という手法だ。中国のスパイは、米諜報部の数を凌駕し、米国からの活動の監視や起訴が難しくなる。

 「米国は数に圧倒されている」と、国際的大企業の知的財産や機密を保護管理するブラック・オプス・パートナーズ(BlackOps Partners)の情報部門責任者ポール・ウィリアムズ(Paul Williams)氏は大紀元の取材に答えた。

 同氏は、大学にいる中国人留学生スパイは、大学研究機関に容易に近づくことができ、また卒業後に米企業に入社する危険性も指摘する。また多くの中国人スパイは「職業スパイ」ではなく、大多数は依頼されてから働くだけだ。

 伝えられるところによると、中国人留学生は中国を離れる前に公安局から「訓練」を受けるという。祖国への忠誠の確認、中国へ利益をもたらす情報の報告など、学生たちは、スパイ活動が「愛国的な活動」として認識するよう求められる。

 ウィリアムズ氏によると、中国の諜報機関は留学生に多くを求めないため、成功率は高い。また学生の活動は非常に小さく、時にはスパイ活動と本人が気付いていない場合もあるという。

 (つづく)

(翻訳編集・佐渡 道世)


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