大紀元時報

新元号は「令和」 史上初となる日本の古典、万葉集が典拠

2019年04月01日 12時31分

菅官房長官は11時45分ごろ、閣議決定した新元号「令和(れいわ)」を公表した。万葉集の梅の花の歌、三十二首の序文にある文章から引用したという。元号はこれまで中国古典の典拠であり、日本古典からは、元号1400年の歴史のなかで初。

新元号の公表の後、安倍首相は談話を発表した。1200年前に編纂された日本の歌集である「万葉集」を典拠とした理由を語った。「万葉集は皇族や貴族のみならず防人や農民が読んだ歌も納められている。長い悠久の歴史と豊かな文化を象徴する国書。日本の国柄を引き継ぐものだ」と述べた。

新元号は5月1日、皇太子さまの天皇即位と共に開始する。安倍首相によると、新元号は閣議決定の後、今上天皇皇后両陛下に報告された。

万葉集の梅の花の歌三十二首の序文で、新元号に引用された和歌の一部は次の通り。「初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香(初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(きよ)く風和ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かおら)す)」

安倍首相は新元号に込められたメッセージ性について「厳しい寒さの後に見事に咲く梅の花のように、日本人が明日への希望を抱くことができるように」と述べた。

平成は中国古典『史記』五帝本紀の「内平外成(内平かに外成る)」、『書経(偽古文尚書)』大禹謨の「地平天成(地平かに天成る)」から引用された。

(編集・甲斐天海)

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