馬英九・国民党主席の訪日、外交の重要戦略と位置付け

2006年07月12日 00時32分
 【大紀元日本7月12日】二年後の2008年の台湾総統選の最有力候補とされる国民党の主席・馬英九氏は10日東京に到着し、6日間の日本訪問の途についた。

 国民党の主席として日本を訪問するのは初めて。外部は、「日本を重視する」との政策は、次期台湾総統選での重要な外交戦術の一つになり得るとみている。6日間の訪問期間中に、馬英九・主席は、日本の各メディアの独占取材を受ける予定。

 馬英九・主席が東京入りした後、まず自民党の武部幹事長と会談を交わした。報道によれば、後に前官房長官・福田康夫氏を訪問する予定だという。

 初日の夜、馬英九・主席は産経新聞や、日本テレビの独占取材を受けた。その中で、北朝鮮によるミサイル発射の問題について、同主席は北朝鮮への譴責と制裁行動を支持する意向を表明、「日米安保条約を支持する姿勢は変らない」と述べ、北朝鮮と台湾海峡は東アジア地区における二つの危険区域だと指摘、台湾は東アジア地区の安定に重責を背負っていると強調した。

 「両岸の統一問題」について、馬英九・主席は、「現在の状況において、両岸の統一を考えるのは現実的ではない。現状を維持するのは最も適切である。統一の条件は、中国が自由、平等、民主の国家に変ること。もちろん、統一問題は台湾人民が同意する上で推進すべき」と直言した。

 また、「靖国神社」この敏感な話題について、馬英九・主席は、「日本は民主と人権を尊重する国家であるが、靖国神社の問題への対応には欠けている面がある」と述べた。

 馬英九・主席は10日夜に歓迎パーティを出席した。その席で、同主席は、台湾人民の生活や、経済などの発展について簡単な説明を行い、台湾の民主選挙制度を強調し、東アジア地区における台湾の発展の未来構図は現状維持であるとの見解を示した。

 
(記者・浦慧恩、張本真)


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