【大紀元日本5月29日】人が胎児や幼児期に高濃度の鉛に接触すると、成長後に犯罪行為、特に暴力犯罪を起こすということに関わりがあることが、米国シンシナティー大学の研究で明らかになった。
同大学の研究員が1979年から1984年の間、古くからの港町シンシナティーに住む子供の出生から成長していく過程においての、彼らの血液中鉛含有量について研究した。結果、胎児や乳児段階において高濃度の鉛に接触すると、血液中の鉛濃度が低い子供に比べ犯罪比率が高くなっているということが明らかになった。血中鉛濃度が高い子供のおよそ55%が成長後逮捕された経験を持ち、その中の28%が薬物犯罪に関与し、27%が暴力犯罪に関わっていたという。
この古い町の半数以上の家屋に鉛含有量の高いペンキが使用されており、このことが妊婦や子供の体内に大量の鉛が容易に入り込まれる原因であると研究員は分析する。
数十年の研究を経て、幼児の血中鉛濃度が高いと、彼らの成長後の犯罪率に関係することはほぼ明らかになった。妊娠時及び乳幼児の成長期に過度の鉛摂取を避けるよう、家族は注意すべきであると研究員は強調している。
(翻訳・市村)
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