【大紀元日本4月5日】米国連邦食品薬物管理局(FDA)は3 月31日、サルモネラ菌汚染の可能性があるピスタチオナッツ100万ポンド(454トン)を加工業者が自主回収することを発表。しばらく食用しないよう人々に呼びかけている。これは今年初めに起きた同菌によるピーナッツ汚染後、米国では2度目の大規模食品安全事件となった。
全米第2位のピスタチオ加工業者セットン・ピスタチオ・オブ・テラ・ベラ社が昨年秋から生産したピスタチオが自主回収の対象。FDA食品安全部門副局長であるアチソン博士は、「我々はピスタチオを含んだいかなる製品の食用も避けるよう消費者に提案する。回収される製品の種類は数日で増加するだろう」と話している。
ピスタチオを食べた後、胃腸に問題が出たとする2人がFDAに連絡したが、政府は未だピスタチオが菌の出どころと実証できていないという。だが、アチソン博士は、同社が先週暫時生産停止を決定したと指摘している。
カリフォルニア州は世界第2位のピスタチオ産地であり、毎年2億7千8百ポンドを生産している。
先週火曜、クラフトフーズ社は定例検査においてピスタチオがサルモネラ菌に汚染されていることを発見。直ちにFDAに通知した。また先週金曜には、シンシナティーに本部を置く全米最大手スーパーKrogerは顧客が食用後、問題が出ることを懸念し、大袋入りピスタチオの回収を始めた。
サルモネラ菌は最も普遍的な食物を通じて伝染病であり、下痢、発熱およびけいれんなどの症状が起きる。ほとんどの人は自然に回復するが、抵抗力の弱い子供、老人や免疫系統が弱い人は命にかかわる危険性がある。
今年初めに起きたピーナッツのサルモネラ汚染事件は46州、690人が中毒を起こし、3千9百種類のピーナッツに関連する製品が回収された。生産会社は現在米国政府の調査を受けており、すでに破産法保護を申請している。
(記者・華儒宗、翻訳・坂本)
(09/04/05 00:32)
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