プーチン大統領、チェチェン共和国新国民議会を表敬訪問

2005年12月14日 07時00分
 【大紀元日本12月14日】ロシアのウラジミール・プーチン大統領が12日、戦争で疲弊分離したチェチェン共和国の新国民議会を表敬訪問した。同大統領は、議会が招集される少し前に厳重な警護の元専用ヘリで到着、新しく選出された国民議員を「平和の道を選択した」と賞賛、同時にチェチェンを不安定にしている外国テロ勢力を譴責した。大統領はイスラム世界からの信任状を紹介、イスラム世界の真の利益になるのはロシアであることを強調した。VOAが伝えた。

 プーチン大統領はこれまで、チェチェンの分離独立派戦士が海外イスラム勢力から資金と武器を提供されている事実を指摘、チェチェン南部がテロとの最前線となっていると述べてきた。チェチェン紛争では、サウジアラビアのワッハビ派指揮官数人が死亡するなどしたが、反抗勢力の大部分は分離独立を求めるチェチェン人だという。

 ロシア軍はここ数年、チェチェンで治安活動に就いてきたが、プーチン大統領が1999年に政権を執ってからは一掃肩入れするようになった。大規模な戦闘は終了したものの、依然としてロシア軍とチェチェン治安部隊に対し小規模な小競り合いが続いており、一般市民が毎日のように犠牲となっている。11月27日の総選挙では、クレムリン当局が政治的な後援を行った。大方の予想通り統一ロシア党が圧倒的勝利を収めた。

関連キーワード
^