日朝国交正常化交渉、4日北京で再開

2006年02月05日 04時31分
 【大紀元日本2月5日】日朝国交正常化交渉が4日北京で再開、昨年12月までの議題を日朝双方交渉団が議論する。安部官房長官は「日本側としては、拉致問題の早期解決を求める。拉致している日本人を早期解放、拉致容疑者を差し出すと共に、動機を明確にする」と言明した。交渉では、北朝鮮の核問題、弾道弾ミサイル・大量破壊兵器拡散、外交正常化問題などについて話し合われるとみられる。外務省当局は5日間を予定。

 日本側代表の原口幸市・外務省外務審議官は、出発前メディアに対し、「交渉では拉致案件を第一に採り上げ、北朝鮮側に共通の理解認識を求める」「交渉の結果はどうなるか予測できないが、拉致案件で一定の成果を見たい」「北朝鮮側は第二次世界大戦時の国家賠償を要求してくるだろう」と述べた。北朝鮮側の外交交渉責任者・宋日昊氏は北京地元メディアに対し、「(小泉首相の平壌訪朝から)3年経過、また話し合えることが嬉しい」「拉致案件についてはこちらにも言い分がある」と述べた。

 日本の拉致問題については、2002年9月の小泉首相平壌訪朝時、北朝鮮側が拉致被害者13人を容認、金総書記は「軍の暴走」と述べ、うち5人を解放したが、8人が死亡とされた。これに対し、日本側は継続して証拠の提示を要求、北朝鮮側からは十分な回答を得ていない。解放された一人、曽我瞳さんは「日本人の外に、タイ人、ルーマニア人、レバノン人の女性3人も拉致されていた」と証言、政府は各国政府に拉致案件情報として通知した。

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