ダイヤモンド業界を代表する団体が27日、米人気俳優レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ブラッド・ダイヤモンド(原題)」が、ダイヤモンドの売り上げとアフリカの人々の生活を脅かす可能性があると警鐘を鳴らした。
問題になっているのは、現在アフリカで撮影中のワーナー・ブラザーズ製作映画で、アフリカのシエラレオネなどの内戦地域で産出されるダイヤモンド「紛争ダイヤモンド」が内戦紛争の資金源となっているさまを描いている。ディカプリオは、シエラリオネでダイヤモンドを密輸したため投獄される密輸業者を演じている。同国では実際に2002年まで内戦が起こっており、5万人の命が奪われた。
テルアビブで行われているダイヤモンドの世界会議に出席した業界代表者らは、近年この「紛争ダイヤモンド」をめぐる状況は劇的に改善していると述べ、映画でその実状が反映されないのではとの懸念を示した。
世界ダイヤモンド取引連盟の代表は、ロイターに対し「紛争ダイヤモンドの問題は事実上、解決している」と指摘、「(紛争ダイヤモンドにまつわる)悪い状況が、まだ続いているかのような印象を与える映画を公開するのは、これまで多大な努力を払ってきたわれわれ業界にとって不当な行為だ」と語った。
同映画の公開時期についてはまだ公式な発表はされていない。
[ロイター27日=テルアビブ]
(06/06/28 16:54)
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