安倍官房長官は閣議後の記者会見で、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射実験を来週にも行う兆候があると伝えられていることに関連し、コメントは控えるとしながらも「現時点でミサイル発射が差し迫っているとの認識を持っていない」と述べた。
そのうえで「北朝鮮は、ピョンヤン宣言の精神にのっとり、国際社会の信頼を得るべく行動してほしい」と語った。
米政府当局者らは12日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルの発射実験に向けて準備を進めており、発射実験を早期に実施する可能性がある、と指摘している。当局者の一人は「北朝鮮が(ミサイル発射実験準備を)進める兆候がみられ、向こう1週間程度以内に実施する可能性がある」と語った。
[ロイター13日=東京]
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