国連事務総長、NLD代表の軟禁延長でビルマ軍事政権を譴責

2006/05/31 12:00
 【大紀元日本5月31日】コフィ・アナン国連事務総長は30日、ビルマ軍事政権が国民民主連盟(NLD) 代表アウンサン・スーチー氏(60)を軟禁延長したことについて、遺憾と絶望の意を表し、地域の協力者と共に解放に向け努力すると表明した。VOAが伝えた。

 5月20日、ガンバリ国連政治局長は軟禁中のスーチーさんと面談して好感触を得、ビルマ軍事政権幹部タン・シェ将軍も示唆したため、スーチーさん解放という観測も流れた。しかし、国際的圧力にもかかわらず、ビルマ軍事政権は軟禁延長を決定、国連安保理での動議発動として焦点になっている。

 アナン国連事務総長は、スーチーさんの軟禁延長を知らされると「正しいことをするように」とラングーン当局を譴責、タイ歴訪中の26日、タン・シェ将軍との対談を呼び掛けたが、種々の理由で実現しなかったという。現在、米国を始め、フランス等の数カ国がスーチーさんの軟禁延長に反対の声を上げている。スーチーさんの拘束期間は過去16年でのべ10年間に及んでいる。

 ビルマ指導層は国際批判に対して、不快感を示している。ビルマ外相のニアン・ウィン氏は28日、スーチーさんの案件は内政問題であり、外国からの干渉は受けないと表明した。



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