自民党金融政策小委員会の山本幸三委員長は、日銀が7月14日に全員一致で決めたゼロ金利政策の解除は失敗する可能性が高く、その場合には、結果責任を取ってもらうと述べた。26日正午から開いた小委員会終了後、記者団に対して語った。
山本委員長は、日銀のばら色のシナリオには少し疑問があると指摘。「CI(コンポジット・インデックス)から見れば、昨年12月をピークに下がってきているのではないか。そこを見極めないと、日本経済の実態は分からない」としたほか、米経済減速や原油価格高騰、地政学的リスクなどを挙げ「将来的にはリスクのほうが高い。株価はそれを織り込んで、数カ月前から下がってきている」と懸念を示した。
こうしたなかでゼロ金利解除が行われたことについては「失敗する可能性が高い。その時は、結果責任をきちんと取ってもらう」とした。
出席した日銀幹部からは、原油価格や米経済、株価、地政学的リスクなど全てを検討したうえでの判断だったとの説明があったという。なお、福井総裁の進退についての意見は出なかった。
次回は8月8日正午からの開催を予定している。
(ロイター7月26日=東京)
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