国連のアナン事務総長は28日、イスラエルとの1カ月余りにわたる戦闘のきっかけとなったレバノンのイスラム系シーア派民兵組織ヒズボラが拘束したイスラエル兵2人について、赤十字に引き渡される形で解放されることを望むと述べた。
停戦持続の道を探るための中東歴訪の一環でレバノンを訪問したアナン事務総長は、今週シリアに対し、ヒズボラに武器が渡るのを防ぐためレバノンとの国境を警備するよう求める方針であることを明らかにした。
アナン事務総長は記者会見で「国境が守られ、再武装しようとする動きが出ないことが重要」としたうえで「レバノンではこれまで多くの抗争が起きている。国内に存在する武器が多過ぎる。これ以上必要ない」と述べた。
レバノン政府筋によると、アナン事務総長は、シリアにレバノンと外交関係を樹立するよう促す方針であることをレバノン内閣に伝えたという。
[ロイター28日=ベイルート ]
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