イスラエルのオルメルト首相は30日、同国を訪問した国連のアナン事務総長と会談。アナン事務総長が、イスラエルがレバノンの空・海路封鎖を解除するよう求めたのに対し、オルメルト首相は、国連安全保障理事会が採択した停戦決議がすべて履行されてから解除する、と述べ、事務総長の要求を拒否した。
オルメルト首相は、イスラエル軍のレバノン南部からの完全撤退についても、停戦決議の完全な履行が条件と述べた。
アナン事務総長のイスラエルに対する2つの主要な要求は拒否されたことになる。しかし、アナン事務総長はその後「オルメルト首相とわたしとの間に大きな相違はない」と述べている。
中東歴訪中のアナン事務総長は、レバノン、イスラエル訪問に続き、ヨルダン川西岸のラマラでパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談した。その後、ヨルダンへと出発、31日にヨルダンのアブドラ国王と会談する予定となっている。
[ロイター30日=エルサレム]
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