日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)の志賀俊之・最高執行責任者(COO)は3日、2006年度の国内販売について最低でも80万台を達成したいと述べた。下期にかけて新車や限定車の投入などで販売拡大を狙うという。新車発表会に際しての会見で述べた。志賀COOは、国内販売の不振を受けて、米国で生産する車種の日本への生産移管も検討していると述べ、国内工場の稼働率アップを目指す考え。05年度の国内販売台数は84万2063台だった。
国内販売については、同社のカルロス・ゴーン社長が6月開催の定時株主総会で「80―84万6000台の範囲になりそうだ。80万台に近い可能性のほうが高いかもしれない」(ゴーン社長)」と述べていた。同社の4―8月の国内販売台数は、前年の中期経営計画の目標達成に向けた拡販による反動で、前年比17.5%減の27万4116万台と低調になっている。このため国内生産も18.9%減の46万5441台と大幅に減少しており、工場の稼働率向上が課題となっている。志賀COOは「時期や、どの工場にするかは検討中」とする一方、05年に米国で約4万台を生産・販売したミニバン「クエスト」について日本の工場への移管を検討していると述べた。
[東京 3日 ロイター]
(06/10/03 16:20)
|