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11月20日、ポールソン米財務長官(左)、中国の為替問題は長期的に取り組むとの姿勢示す(2006年 ロイター/Shannon Stapleton)

中国の為替問題、長期的に取り組む=ポールソン米財務長官

 ポールソン米財務長官は20日、人民元の変動制への移行を求める政治的圧力が強まっているものの、今月末予定されている中国訪問では短期的な結果を求めない姿勢を示した。 

 同長官は講演で「われわれは長期的に取り組んでいる。実質的な基本問題をめぐり、一段と戦略的で長期的視野にたった協議をすることで進展が望めると思う」と指摘。

 ポールソン財務長官は約3週間後中国を訪問し、9月の訪中時に発表した戦略的経済イニシアチブに基づき、同国政府と引き続き為替問題を協議する。

 同長官は「短期的な課題に十分時間をかけて取り組む機会となり、双方への信頼を高めることになるだろう」と述べた。

 財務長官はまた、中国や日本の構造改革が消費拡大につながり、米貿易赤字削減の一助になるとの見方を示した。

[ニューヨーク 20日 ロイター] 

 (06/11/21 08:37)  





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