THE EPOCH TIMES

「サンタさんは本当にいるの?―子供の質問への回答」=米国でもっとも有名な記事

2006年12月20日 08時31分

 次の文章はアメリカの新聞史上最も有名な記事である。発表されてからすでに108年経つが、アメリカでは今もなお、クリスマスが来るたびに、各地の新聞や雑誌に掲載されている。

 「サンタクロースは本当にいるの?―子供の質問への回答」

 フランシス・P・チャーチ

 (1897年9月21日「ニューヨーク・サン」紙社説)

 「ニューヨーク・サン」紙は、最近読者から次のような手紙を受け取りました。そこで、ここに社説の形でお返事します。この手紙をくれた人は、私たちを信じて、こんなに大切な質問をしてくれました。記者一同とてもうれしく思っています。

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 新聞記者のおじさん:

 私は8歳です。友だちの中に、「サンタクロースなんていない」という人がいます。お父さんに尋ねると、「サン新聞に聞いてごらん。新聞社がいると言ったら、本当にいるんだろう」と言いました。お願いします。サンタクロースが本当にいるのか、教えてください。

 ヴァージニア・オハンロン

  ニューヨーク市西95番街115番地

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 ヴァージニア、あなたの友だちは「サンタクロースなんていない」と言ったそうだけど、それは間違いだよ。

 その友だちはきっと、今流行っている、何でも疑うというくせが付いてしまっているんだろう。

 何でも疑う人は、自分の目で見たものしか信じない。

 そんな人たちは、心が狭いので、分からないことがいっぱいあるのに、分からないことは全部嘘だと決め付けてしまうんだ。

 でも、人の心っていうのは、大人も子供もとても小さいもの。

 私たちが暮らすこの限りなく広い宇宙の中で、私たち人間の智慧は小さな虫けらや蟻くらいに小さいものなんだ。

 広くて奥深い世界を知りたければ、全てのことを理解しなければならないし、全てのものの巨大で奥深い智慧をよく知らなければならない。

 ヴァージニア、サンタクロースは確かにいる。これは決して嘘ではないよ。この世界に愛があり、人を思いやる心があり、真心があるように、サンタクロースは確かにいる。

 あなたにも分かると思うけど、この世界は、愛と真心が満ち溢れていて初めて、美しく楽しいものになるんだ。

 もしサンタクロースがいなくなったら、この世はなんて真っ暗で寂しいことだろう。

 この世にあなたのような可愛い子供がいないなんて考えられないのと同じように、サンタクロースのいない世界など考えられない。

 サンタクロースがいなければ、私たちの苦痛をやわらげてくれる信仰も詩も愛も、全部なくなってしまうかも知れない。私たちが味わうことのできる喜びは、おそらく目で見ることができ、手で触ることができ、体で感じることができるものだけになってしまう。その上、子供時代には世界中に一杯あった輝きが、全部なくなってしまうかもしれない。サンタクロースがいないなんてありえない。

 サンタクロースを信じないのは、妖精を信じないのと同じだ。

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