印刷版   

12月15日、安倍晋三首相(右)は、来日中のマンモハン・シン・インド首相と会談し、両国の経済連携協定(EPA)の締結に向けた交渉を開始することで正式に合意した(2006年 ロイター/Toru Hanai)

相互貿易が拡大すると確信=日・印首脳会談で安倍首相

 安倍晋三首相は15日夕、来日中のマンモハン・シン・インド首相と会談し、両国の経済連携協定(EPA)の締結に向けた交渉を開始することで正式に合意した。安倍首相は会談後、記者会見し、両国間で「戦略的グローバル・パートナーシップ」の構築に取り組むとともに対印投資や企業進出により、相互貿易が拡大すると確信していると述べた。

 安倍首相は記者会見で、中国や韓国に遅れをとったインドとの政治、経済を中心にした交流をどのように進めていくかと聞かれ「日本はこれまでインドに関する知識が少なかった」とし、「将来最も可能性のある2国間だ。日本からの投資や企業の進出により、必ず相互貿易が拡大すると確信している」と述べた。また、EPA交渉はそれに拍車をかけると指摘した。

 一方、インドの民生用原子力の問題について、シン首相はインド経済が成長していく過程で増大するエネルギー需要に対応するため、原子力エネルギーの必要性を訴えたという。

 これに対し安倍首相は、日本は唯一の被爆国であるとの立場を説明した。そのうえで「国際社会の関心にこたえる形でIAEA(国際原子力機関)との交渉に対応することが重要だ」と述べた。

[東京 15日 ロイター] 

(06/12/16 11:26)



■関連文章
  • APEC、地域安定や平和のために中身ある議論を=安倍首相(写真)(06/11/17)
  • 核実験・拉致問題解決なければ、北朝鮮制裁解除せず=安倍首相(写真)(06/11/01)
  • 北朝鮮の核実験実施に関する判断、米韓の発表踏まえて独自判断=首相(写真)(06/10/28)
  • 初の党首討論、大局的な観点から考え方ぶつけ合った=安倍首相(写真)(06/10/18)
  • 写真報道:日本ファーストレディー、外交デビュー(写真)(06/10/10)
  • 安倍晋三首相、中国訪問を急ぐ理由=香港紙(写真)(06/10/08)
  • 中国の軟化対応に慎重論、外交手腕問われる安倍首相訪中(写真)(06/10/06)
  • 安倍首相、就任後初めての所信表明(写真)(06/09/29)